介護、福祉を考えるブログ

福祉の勉強中の管理人が、疑問に思った事、改善したい事をつぶやくブログです。

【医療、介護Iot・AI】保健医療分野におけるICT活用推進懇談会のメンバーすごすぎ

スポンサーリンク

医療費問題の解決になるのか?
医療・介護現場の負担軽減とモチベーション向上、質の高い医療、介護を目指すため、
政府は2016年10月20に第1回未来投資会議構造改革徹底推進会合
「医療・介護-生活者の暮らしを豊かに」会合が行われました。

そこで、参考資料を見てみると、構成員の方々の記載があったので、経歴を調べてみると、
とても素晴らしい方々でしたので紹介致します。(敬称略)

f:id:waithi:20161102135303p:plain

f:id:waithi:20161102135320p:plain

 

大山永昭

専門分野
光情報処理、医用画像工学、画像システム

総務省「住民基本台帳カードの利用方法等研究会」座長、「情報通信審議会」委員
政府IT戦略本部「IT戦略の今後の在り方に関する専門調査会」委員、「個人情報保護検討部会」委員
経済産業省「先進的ICカードアプリケーションの在り方に関する検討委員会」委員長、「原本性保証に係わる評価・認定制度研究会」委員
科学技術庁「情報セキュリティ技術に関する研究会」委員
次世代ICカードシステム研究会 (NICSS) 会長
ケンウッド 監査役

とあり、住民基本台帳カード、マイナンバーに深く関わってきた方です。

情報おいて、様々な検討会の座長や構成員を務めており、幅広い人脈がありそうな方です。

小黒 一正

元大蔵官僚
法政大学経済学部教授

wikiによると、アベノミクスを厳しく批判、消費税率30%超が必要、移民受け入れ賛成と、
これだけ見れば悪者のように見えますが、
大蔵省、財務省を経験した為、日本の財政危機を身近に感じ、財政破綻を阻止するために頑張っているように思います。

twitterも紹介します

 

工藤 卓哉

アナリティクスの最先端をいく米国政府の現場でその実践を主導してきたデータサイエンティスト
アクセンチュア株式会社入社、退社後、
米コロンビア大学に留学
卒業後は米国政府の職員として、統計ディレクターなどを歴任

2011年の東日本大震災を契機に「自分ができることで日本に1つでも貢献したい」と日本に帰国。
アクセンチュア株式会社に復職。
アナリティクス インテリジェンス グループ統括

http://diamond.jp/articles/-/22419

 

と、すごい経歴です。

医療、介護のICT活用は進んできましたが、まだまだ出来る事はあるはずです。

その為に、この方はとても重要な方だと思います。

 

福田 敬

東京大学医学部保健学科卒業
国立保健医療科学院 医療・福祉サービス研究部長
東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻准教授

 

以前の研究
医療経済評価研究における分析手法に関するガイドライン

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000033418.pdf

 

と医療や介護などの費用対効果、経済評価について研究しています。

 

伏見 清秀

東京医科歯科大学医療政策情報学分野教授
日本内科学会認定内科専門医
通産省認定第一種情報処理技術者
通産省認定データベーススペシャリスト

 

医師でありながらエンジニアの資格も持たれています。


情報技術の活用による医療実態の実証的分析を研究しています。

 

宮田 裕章


慶応義塾大学医学部医療政策・管理学教授

 

臨床現場と連携した研究・実践に取り組み、膨大なデータを分析して医療の質改善に取り組んでいるそうです。

 

これから「2025年」にかけての10年間は、「医療にとって成長のチャンスでもある」

 

データで医療改善、世界をリードする基盤作りが未来を拓く―慶大・宮田氏が語る20年先のビジョン

データで医療改善、世界をリードする基盤作りが未来を拓く―慶大・宮田氏が語る20年先のビジョン | メディ・ウォッチ | データが拓く新時代医療

 

武藤真祐

略歴
開成高校 卒業
東京大学医学部医学科 卒業
東京大学医学部附属病院 研修医
三井記念病院 循環器内科医
宮内庁侍従職 侍医
マッキンゼー・アンド・カンパニー 経営コンサルタント
NPO法人ヘルスケアリーダーシップ研究会(IHL) 理事長
早稲田大学大学院ファイナンス研究科専門職学位課程修了
祐ホームクリニックを設立、院長
医療法人社団鉄祐会を設立
一般社団法人高齢先進国モデル構想会議を設立
石巻市に祐ホームクリニック石巻を設立
INSEAD Executive MBA修了
東京医科歯科大学臨床医学教育開発学分野 臨床教授に就任
第二回イノベーター・オブ・ザ・イヤー受賞

と、ざっくり転載しただけでもすごい。

 

カンブリア宮殿で放送もありました。
在宅医療の常識を変え、超高齢社会の問題解決にあたっています。
座右の銘 が、「成せば成る」を本当に実行している方です。

 

森田 朗

千葉大法経学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科教授
東京大学公共政策大学院教授・院長
を歴任

国立社会保障・人口問題研究所長
http://www.ipss.go.jp/


国民に福祉向上、社会保障の調査研究を行っています。

上の武藤さんとは対談したことがあるようですね。

森田 朗 氏と対談|武藤真祐の対談

矢作 尚久

米国カリフォルニア出身
慶應義塾大学医学部卒業
東京大学医療経営人材育成講座修了
ハーバードビジネススクールMHDにScholarshipとして招聘され修了

国立成育医療研究センターデータ科学室室長代理
(HPに記載がなかったので、現在は退職してるのかも)

東京大学 大学院工学系研究科化学システム工学専攻 品質・
医療社会システム工学寄付講座 主幹研究員

国立成育医療研究センター在職時に
医師の間でも意外と不足している小児の薬の情報を集めて分析しています。

http://coffeedoctors.jp/doctors/1715/

小児科医でありながら医療におけるシステムデザインイノベーションの戦略家です。

www.youtube.com

 

まとめ

以上、9名の方々が「保健医療分野におけるICT活用推進懇談会」の構成員です。
素晴らしい経歴の方々ですね。

今年、新潟県知事に当選された米山隆一さんの経歴もすごかったですが、この方々もすごい経歴です。

 

これからの社会保障の向上の為、こういった素晴らしい方々の力が必要です。


この会議で、


資料1 : 翁会長提出資料pdf
資料2 : 厚生労働省提出資料pdf
資料3 : 経済産業省提出資料pdf
資料4 : 内閣官房(健康・医療戦略室)提出資料pdf
資料5 : 総務省提出資料pdf

とあるのですが、この度構成員を調べた参考資料の方が見やすく、理解しやすいものでした。


この度の会議は2時間と短い会議みたいですが、提出資料をじっくりみるだけでも私は2時間以上掛かってしまいました。
他の資料については、別途、まとめてみたいと思います。

 

参考:日本経済再生本部